あの頃のおいしさから更に美味しくなったミルフィーユ。
中には、ふわふわのスポンジとザクザク食感のパイ、自家製のラズベリージャムを何層にも重ねています。
ひとくち食べた瞬間、お口いっぱいに広がるラズベリージャムの酸味と香りがアクセント♪

そして、すっきりなめらかな口当たりでミルク感たっぷりの朝霧高原産「あさぎりバター」を使用したクリームが、ザクザク食感のパイとラズベリージャムの味を更に引き立てます!

実は、今でも密かに人気があり、知る人ぞ知るケーキとしてご予約をいただく事もあるのです。

シンプルな見た目ですが、素材ひとつひとつへのこだわりと工夫が重なり合い、今回のシェフズケーキだけの特別なケーキが完成しました。

【朝霧高原牛乳を使用することのこだわりポイント】

牛乳を出荷するには加熱殺菌が必要で、現在日本国内では「超高温瞬間殺菌」(100℃以上の熱を加える)をしていることが多いです。
高温を加えるほど滅菌状態に近くなり保存期間も長くなります。しかし、その分牛乳本来の風味を失いやすくなるという面もあります。
一方、朝霧高原と同じ静岡県内にあるたこまんでは、新鮮なうちに牛乳を使用することが出来るため、85℃で15秒殺菌する独自の製法で作られた、自然本来の風味をお楽しみ頂ける牛乳を使用しています。
そのため、お菓子にしても生乳そのものの風味がよく残り、ミルク感たっぷりな仕上がりになります。

「ぜひ、ご家族やご友人となつかしさを団らんにできればと想いお作り致しました!」(天野グランシェフ)。

「お客様の笑顔を作りたい」の一心でお作りした逸品。
懐かしくも新しいミルフィーユ、進化し続けるたこまん自慢の美味しさをぜひお召し上がりください。

– 大切にしている言葉 –
お客様の笑顔

◆パティシエ歴38年

◆パティシエ、開発担当としてお仕事をされている中で、どのようなこと、どのような時にやりがいを感じますか??

私が開発したお菓子がお客様に喜んでいただけたときは、格別の嬉しさを感じます。
また私の役割には「開発した他のパティシエ達が同じように作れるようにすること」もあります。作り方やイメージを仲間に伝えられ、イメージ通りにお菓子が作られる様を見れることも喜びのひとつです。

「自分が先輩から教えて頂いた製法、技術、味があります。それらは今の時代に合わせて変えていくものもあれば、変えずに大切にしていくものもあります。そのことを後輩たちにも伝えていきたい」と熱く語る天野グランシェフ。たこまんパティシエたちの先生であり、優しく楽しいお兄さんでもあります。これからもたこまんパティシエの中心で、お客様の笑顔を作り続けていきます。