2022年3月10日のCHEF’S CAKEは、可愛らしい見た目の『はちみつといちごのムース』です。

「春の足音が聞こえてくる3月に『春が感じられる可愛らしいケーキを作りたい』と思ったときに、浮かんだのが苺と蜂蜜を使ったケーキでした」と語るのは、考案者の澤崎パティシエ。見た目、味、香り、食感の全てで春の訪れを感じられるケーキを目指しました。

見た目に鮮やかなケーキ台は、苺と蜂蜜のムースを、プレーンとチョコのスポンジで挟んだ、華やかな4層。
苺のムースには、旬を迎えた苺をすりつぶし、丁寧に裏ごししたピューレを入れています。なめらかな口どけと、苺の濃厚な美味しさです。

そんな苺のムースと合わせたのは、香り豊かな蜂蜜のムース。実は一言に「蜂蜜」と言っても、様々な種類があり、味・香りも様々。理想の蜂蜜を求め何種類もの蜂蜜を試した結果、【百花(ひゃっか)はちみつ】に出会いました。【百花はちみつ】とは、1種類の花からではなく、様々な花から集まった蜜を使用した蜂蜜のこと。華やかな香りが広がり、濃厚で後味がすっきりしていることが特徴です。そんな蜂蜜を際立たせたムースは、なめらかで驚くくらい濃厚。春の訪れを感じるのにふさわしい華やかさです。

ひとつひとつの層にパティシエのこだわりと想いが詰まっています。

2層のムースをサンドするふわふわのプレーンのスポンジとチョコレートスポンジ。ベストな固さに仕上げたムースをふんわり優しく包み込み、食感のアクセントを与えるとともに、ケーキ全体をひとつにまとめてくれています。

ケーキの上には今が旬の遠州産の苺を乗せ、素材の味を活かした「春を感じる」ケーキの完成です。

「このケーキを囲んで、ご家族や大切な方と、一息つけるような場所でかけがえのない時間を過ごして頂きたい」と語る澤崎パティシエ。花が咲き誇る春のように、皆様の笑顔が満開に咲きますように。

華やかで可愛らしい見た目のケーキで贈り物にもおすすめ。大切な方の笑顔が思い浮かびます。

– 大切にしている言葉 –
感謝を忘れない
後悔のないように行動する

◆入社3年目
 (東海調理製菓専門学校出身)

◆なぜパティシエになりたいと思ったのですか??

私が小さいころ、母が良くお菓子を作ってくれて、その影響でお菓子作りを始めました。家族や友人が私が作ったお菓子を食べて笑顔になってくれることがとても嬉しかったです。自分が作ったお菓子で、もっと多くの方を笑顔にしたいと強く想い、パティシエの道を選びました。

◆澤崎さんの好きなお菓子やケーキはなんですか??

ザッハトルテ、ショコラバニーユ

お客様へも仲間へも、優しく思いやりの心を持ってケーキ作りに励んでいる澤崎さん。今回のCHEF’S CAKEにもそんな澤崎さんの人柄が表れています。これからもお客様を笑顔にするケーキ作りを楽しみにしています!!