お茶の名産地として有名なここ静岡県ですが、実は紅茶の生産も盛んです。2021年の統計では全国の生産量のうち静岡県が71.8%を占めています。2022年1月のCHEF’S CAKEはそんな紅茶の味を活かした『和紅茶と苺のショートケーキ』です。

「たこまんはスポンジ、生クリーム、カスタードクリームといった基本的な素材ひとつひとつの美味しさにこだわっているため、その素材を活かしたケーキに仕上げました」と語るのは、考案者の木暮パティシエ。素材の組み合わせはシンプルながらも、そこに新たなテイストを盛り込むことで豊かなマリアージュを創り上げました。

新たなマリアージュの決め手となる和紅茶。実は、ケーキで紅茶の味を引き出すのは至難の業で、実現のために何度も試作を重ねました。「スポンジに紅茶を浸しても香りがあまり出なかったんです。なので、茶葉ごと細かく砕いて混ぜ込んでみたところ、これが大正解でした」(木暮パティシエ)。また、生クリームにも紅茶を入れ、ケーキ全体から和紅茶の優しい香りと味が楽しめる、上品で素材を活かしたマリアージュが完成しました。

お子様からお年寄りまで美味しく、安心してお召し上がりいただけるケーキになりました。2022年1月のCHEF’S CAKE(2022年1月10日)は、ちょうど【成人の日】。「ご家族みなさまで、ちょっとおしゃれな『和紅茶と苺のショートケーキ』を囲んで成人のお祝いをしていただけれたら嬉しいです」とにっこり笑う木暮パティシエ。大切な時間のおともにお召し上がりいただけますように。

– 大切にしている言葉 –
継続は力なり

◆パティシエ歴35年

◆これまでの経歴と現在のお仕事内容を教えてください。

学校を卒業後、神奈川県の洋菓子専門店でパティシエとしてスタート。その後、個人店や菓子メーカーに勤務し、チーフや商品開発を担当して経験を積みました。たこまんには2019年入社以来、静岡本店のパティシエとして日々お客様にお喜び作りを行っています。

◆なぜパティシエになりたいと思ったのですか??

自分が作った物で、大切な人に喜んでもらったことがありました。それがとても嬉しくて、「自分が作った物でもっと沢山の人に喜んでもらいたい」との想いからパティシエの道を選びました。

◆木暮さんの好きなお菓子やケーキはなんですか??

たこまんのケーキの中では『スペシャルショートケーキ』が一番好きです!

様々な洋菓子店を巡り、豊富な経験と知識、そして「人を喜ばせたい」の想いがあふれる木暮パティシエ。これからもたこまんパティシエの中心で、お客様の笑顔を作り続けていきます。